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私が四川外国語大学を留学先として選んだ理由

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こんにちは!北京大学、四川外国語大学と留学経験のあるLainaiです。今回の記事では私が四川外国語大学を長期の留学先に選んだ理由を書かせていただきます。この記事をよんでいらっしゃる方の中にも、どのように留学先を選べばよいのか悩んでいるという方がいるかもしれませんね。自分の中に判断基準があれば簡単に選べるものの、初めての留学であれば難しい選択というのも無理ありません。

中国留学を検討中の方も、ほかの国へ留学を考えている方にも、留学先をきめるきっかけをみなさんと共有できれば幸いです。

*留学先でのクラス分けテストに関する記事もあるので、興味のある方は合わせて読んでみてください。

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四川外大の話を始める前に、北京大学へ留学した頃のお話をしたいと思います。私が日本の大学で専攻していた学科は少し特殊で、第一言語を中国語と韓国語のどちらかから一つを選ぶというルールでした。私はどちらにするか少し悩んだ結果、話者人口の多い中国語を選択しました。第一言語ということもあって中国語は授業数が多く、入学直後から中国語漬けの毎日でした。大学生活が始まってから最初の夏休みを迎えたころには、中国語に対してかなり自信がついていました。

同じ専攻の先輩の中には中国留学から帰ってきたばかりの方もいて、授業中に流暢な中国語で受け答えしている姿にとても憧れました。

その時は、「留学に行けば外国語はマスターできるものなんだ!」と思っていました。それで決意したのが北京大学への一か月の短期留学です。大学入学後、最初の夏休みのことでした。当時、私と同じ制度で留学した方が20人ほどいました。出発当日は参加者みんなで関西空港へ集合し、みんなで北京大学まで行きました。参加者は全て日本人です。

クラス分けテストも、日々の授業も、一カ月間部屋を共にするルームメイトも、すべて日本人と一緒でした。北京大学のキャンパス内を歩いていればどこかで必ず日本人に出会うという多さです。外国にいながらこんなにも言葉の通じる人がいてくれれば安心ですよね。困ったことがあれば、日本人を探して聞けばいいのです。

私の受講していたクラスも100パーセント日本人のクラスでした。前後の席も、両サイドの席も、わからないことがあれば日本語で聞いてしまえる環境です。

先生はリーディング・リスニング・ライティングと授業によって異なりましたが、中国人の先生と台湾人の先生がいらっしゃいました。台湾人の先生は、たびたび簡体字と繁体字を書き間違えるので、その度に手を挙げて「先生、漢字が読めません」ということもありましたね。それはそれですごく楽しかったです。台湾の文化や流行りの音楽を教えてもらい、中国にいながらちょっとした台湾留学という体験もできました。

また、北京大学生と友達になれることも魅力の一つですね。中国トップクラスの大学だけあって、中には官僚を目指している子もいました。日本語学科の学生であれば、いずれ日本に来て働きたいという夢を話してくれた子もいて、何年後かにまた会って話してみたいなと思える友達にも出会えました。

北京留学を終えて感じたことは、私の性格だとこの恵まれすぎた環境に甘えてしまうということです。困ったことがあれば日本人に日本語で質問できてしまうこの環境は、私の目標に見合った環境ではありませんでした。

「中国語が話せるようになること」が自分の目標であったと再認識しましたね。長期留学へ行く際は、選択肢の中で日本人の一番少ない街を選ぼうと決めました。

四川外国語大学という選択

北京大学の経験を経て、長期留学の行先には重慶市にある四川外国語大学(以下、四川外大とします)を選択しました。候補地の中には北京大学と上海の復旦大学もありましたが、その3つの選択肢の中で重慶の四川外大という選択は自分の中で即決でした。

やっぱり一番の理由は周囲に甘えられない環境だと感じたからです。外国語を本気で習得したいならそれくらい追い込まないと自分には無理だと感じました。留学先と自分の性格の相性は大切だと感じます。可能であれば行先を決める前に、候補地を視察してみるのもおススメです!

北京大学と復旦大学は毎年多くの日本人が留学するので、留学生活の情報も調べればたくさん手に入りました。四川外大はというと、過去に日本からの留学生が少なくほとんど入手できませんでした。とてもわくわくしましたね!この少ない情報の中で実際に自分がどれくらい通用するのかを知りたい気持ちもありました。

膨らむ期待を胸に日本の大学でお世話になっていた教授のところへ行くと「重慶に一人で留学なんて危ない!北京か上海で考え直した方がいい」とかなり強めに反対されました。

「内陸地域は反日感情の強い人が多い!」ともいわれましたね。それから何度も説得に行き、なんとか教授を納得させ、留学先大学へ提出する推薦書を書いてもらうことに成功しました。

実際に重慶では日本人に出会うことはほとんどなく、何か問題があれば自分の力で、それもつたない中国語を駆使して解決させなければならないという状況でした。たまに日本人に出会っても「せっかく重慶まで来たんだから、中国人と交流しましょう!」という雰囲気で、日本人とはあまり仲良くなれる空気ではありませんでした。

現地で特に困ったのがWi-Fiです。私が日本人だからという理由でWi-Fiの契約をしてもらえないこともありました。学校が統括しているインターネットの事務局に半年近く毎日通って、なんとか自分の部屋にWi-Fiを引くことができました。

当時は解決させることが大変で毎日とてもストレスでしたが、今思えばとてもいい経験です!

四川外大の留学生総数は100人未満と少なく、留学生部の先生は生徒の顔をほとんど認識している様子でした。見守られている安心感があって、私にはそれも学習のモチベーションになりましたね。一人一人の習熟度を丁寧に把握されていて、どの先生も教え方とほめ方がすごく上手でした。先生の口癖は「别着急,慢慢来,你的中文已经很棒!(焦らないで、ゆっくりで大丈夫です。あなたの中国語はすでに上手!)」でした。毎日の授業でそういってくれました。四川外大は比較的規模の小さな大学でしたので、先生とも程よい距離感があり和気あいあいとした授業を実施してくださいました。

まとめ

留学先は、自分の性格や目標と照らし合わせて決めるのが良いと思います。留学後にどんな自分になっていたいのかが明確であれば、決めやすいかもしれませんね。皆さんも周囲の留学経験者から話を聞いたりして、自分にとって最適な留学先に出会えるようお祈りしております!

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Lainai

2013年立命館大学文学部入学。同年夏に1カ月間北京大学へ短期留学し、そこでの経験を踏まえて長期留学したいと思い立つ。2015年の夏学期から休学し、孔子学院奨学金制度を利用して10か月間、重慶市の四川外国語大学へ留学。帰国後HSK6級、HSKK高級を取得。孔子学院奨学金制度を使っての留学や、四川外国語大学での暮らしなど、経験してきたことを発信していければと思います。

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