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くだらない議論はやめて大学は今すぐTOEFLを採用せよ!

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東京大学

こんにちは。2020年度から実施される民間英語試験(TOEFL/IELTS/TOEIC/GTEC/英検)の英語成績提供システムに関する議論が白熱していますね。特に東京大学と慶応義塾大学の議論は白熱していて、Twitter上でも様々な意見があげられています。そんな中、英国の教育専門誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」が2019年版世界大学ランキングを発表しました。アジア勢では清華大学(中国)が22位と昨年から順位を上げアジア勢トップ、世界ランキングでもトップ30入りを果たしています。

今、日本では2020年度から始まろうとしている4技能英語試験の話題で持ちきりですが、そんな議論をしている暇があるれば、世界的にも実績のあるIELTS/TOEFLを入試に導入し、グローバル化を進めるべきではないでしょうか。

四技能英語試験に対する白熱した議論

四技能英語試験の導入は今年4月に東京大学がいったん2020年度の採用を発表しましたが、その後7月に再度検討会が立ち上がり、先日9月x日2020年度の導入は見送る(参考として提出可能)という結論を出しました。四技能英語試験については目的の違う民間英語試験(TOEIC/TOEFL/IELTS/GTEC/英検)をCEFREを使った同一の基準に置き換えて判断するため、平等な評価ができないなどといった反対意見が多数出ていました。

https://twitter.com/babel_1568/status/1043666913853767681

結局政府の主導で始まった2020年度からの入試改革(特に英語に注目されていた)は東京大学が2020年度の外部試験導入を見送るという結論で一一旦は議論が沈静化したのです。

中国に抜かされる日本の大学

日本では入試改革で議論が熱くなる中、お隣中国では着々とグローバル化が進んでいました。先日発表された2019年版大学ランキングでは、清華大学が過去最高の22位につけ、アジア勢ではトップとなりました。中国勢では清華大学以外にも北京大学が31位につけています。

対して日本勢はトップの東京大学が42位、京都大学が65位と中国に大きな遅れをとっています。ほんの3年前まではアジア勢トップは東京大学でした。しかしその後、徐々に中国勢が順位を上げ、ついに中国勢に逆転されてしまいました。― THE official サイトより

一番じゃなきゃダメなんですか?

日本では国内での入試改革にばかりに注目されていますが、世界を見れば日本の教育はどんどん衰退していっているのです。数年前まで東京大学はアジア勢でトップ、世界ランキングでもトップ30へ入っていました。しかし、今やその座は中国へ明け渡してしまったのです。

世界大学ランキングは教育環境や研究面、産業への貢献、論文の引用数などで総合的に評価されます。その中でも論文の引用数については英語での論文が世界的にも引用されやすい傾向にあり、英語圏の大学がランキング入りしやすい傾向にあります。これは英語教育に力を入れ、グローバル化を進めなければランキングの向上は難しいともいえるのではないでしょうか。

今回、2019年版ランキングについて、日本の報道各社は昨年度比やトップ2000入りした大学数にフォーカスし、前向きに報道しています。

確かに、少しでも前向きにとらえたい気持ちはわかります。しかし、ここ数年、東大を含む日本の大学は順位が低迷し、中国にどんどん抜かれているのです。

四技能試験の導入で議論している暇があるのであれば、すぐにでもTOEFL/IELTSを導入し、グローバルに戦える大学作りを進めるべきではないでしょうか。

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